壇流クッキング

妻の読む「LIFE」を紹介しましたが、

僕の座右の書は、壇一雄の「壇流クッキング」です。

 

壇一雄という人は壇ふみのお父さんで、

「火宅の人」という代表作を持つ昭和の無頼派の作家です。

 

1976年に亡くなっているので、この本も初版は1970年にでています。

日本語の響きが最近のものとは違っていてとても味わい深いのです。

 

そして文壇屈指の料理人のレシピには何が何グラムだの何CCだの

一切出てこない。そして、もちろんこれが旨い。

もうなんか読んでるだけで旨い。