昨日の日曜日は、阪大歯学部で学術講演会を聴きに行ってきました。
演者は東京歯科大名誉教授の下野正基先生と九州歯科大学臨床教授の船越栄次先生で、
テーマは「ぺリオの治癒を臨床し、科学する」ということでした。
ぺリオというのは「歯周病」を意味するPeriodontitisの略です。
下野先生は基礎の研究者で、歯と歯肉が接する所で遺伝子レベルで何が起こっているかを
詳細に講義していただきました。
船越先生は、福岡でご自分の医院を開業もされており、臨床家として歯周病の再生療法とインプラント部位における骨造成の方法について、すばらしい症例の数々を供覧していただきました。
とくに骨造成の方法については、これまでの疑問が氷解する内容で、明日からの純歯科医院の臨床のレベルが一段上がるのではないかと思います。
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