11月25,26日は東京医科歯科大学で、「マイクロエンド 実習会アドバンスコース」という研修に参加してきました。
これは半年ほど前に受講したコースの続編で、歯科用マイクロスコープを用いた歯内療法の実習を行うのですが、スタッフと一緒に学べるようになってます。
マイクロスコープの治療では 術者の視野が狭くなるので、アシスタントとの連携が重要になります。的確に診療補助を行うにはアシスタントの理解を深めることが必要であるため、私も歯科衛生士の江本さんと歯科助手の太田さんに一緒に受講してもらいました。
講師の井澤常泰先生は東京医科歯科大学の臨床教授で、渋谷区で歯内療法の専門のクリニックを開業されている日本の顕微鏡歯科の嚆矢であります。
歯科医師とアシスタントが分かれて講義と実習を行ったり、連携して実習をしたりというプログラムがとても実践的に工夫されていて、とても勉強になります。
使用する特殊な器具についても、実際に井澤歯科医院で使っているものについての先生のこだわりも聴くことが出来ます。江本さんも積極的に質問をしていました。
実習では上顎大臼歯の近心頰側の第2根管の探索と、下顎大臼歯の近心根の破折ファイルの除去を第一日目に行い、二日目は外科治療(逆根管治療)を行いました。
特にアシスタントとの連携が問われるのは外科治療です。今回、スタッフの2人の理解が深まったようなので、明日からの診療が楽しみです!