先日、保険外で歯科用マイクロスコープ(手術用顕微鏡)を用いてコンポジットレジン充填を行いました。
一見むし歯などないように見えるきれいな歯ですよね。
でも裏から見ると、歯と歯の間に暗い影があります。
むし歯です。
ここと
ここにあります
もちろんラバーダムをします。
ラバーダムのシートも、高級品を使っております。(いろいろあるのです)
ここでマイクロスコープの動画をご紹介したいのですが、編集の方法がよくわからなくて、いま奮闘中です。
いつか追加して更新しますので、しばらくお待ちください。
というわけで、一足飛びに完成の写真です。
ラバーダムをした上で、マイクロスコープを使ってコンポジットレジン充填をする利点は、
1)歯をむし歯を除去する必要最小限度しか削らない
2)綺麗に緊密に充填できる
3)ラバーダムをすると、呼気中の水分が遮断されるので、レジンの接着が強固になる。
1~3の結果、歯が長持ちする治療になると考えられます。
欠点としては、時間と手間がかかるということがいえるでしょう。
裏側からしか削ってないので、正面からの見た目は全く変化ありません。(これは術後の写真で、1枚目とは別の写真です)
一見ふつうの保険診療でやった結果と変わりませんけど、10年後の予後はきっと違うと思います。