今日は大阪大学のコンベンションセンターに、講演会を聴きに来ております。
歯学部の同窓会では毎月臨床談話会という講演会が開催されています。私は出不精なので、ごくたまにしか聴きにいきませんが、今日は有名な臨床家の先生の話を何人も聴けるのでおトク感に惹かれて来てしまいました。
コンベンションセンターという建物は卒業してからできたので初めて入ります。出席しているのは、よく知らない年配の先生が多いようです。年配の先輩がもっと年配の先生にぺこぺこしていて、大学って大変だな、あまり関わり合いにならなくて良かったなと改めて思いました。
それはともかく、講演されたのは長澤信五先生と、山本浩正先生と、月星光博先生です。
長澤先生は、86歳で、もう臨床は引退されてましたが、その60年間の包括歯科臨床の症例は圧倒されるものがありました。息子さんが代読という形でしたが、すごい症例の数々で、コレは真似ができない、落胆してしまうほどでした。
山本浩正先生は歯周病菌にまつわるあれこれ。最新の研究論文を紐解きながら、興味深い話をしていただけました。山本先生の「論文の読み方」とその伝え方って本当に面白いから好きです。
最後の月星先生は、著書は何冊も読んでいたのですが、本人の話を聴くのは初めてでした。
外傷歯の診断と治療について。明快な論理と卓越したテクニック。刺激になりました。うまく言えないけど、「ちゃんとする」ってことが一番大事ってことですよね。
明日から臨床頑張るぞ!